英語の基礎を学んだ次のステップ|話せる英語に進む最短ルート

英語の基礎を学んだ次のステップ|話せる英語に進む最短ルート

SVOC・品詞・時制・助動詞・前置詞などの「英語の基礎ルール」を一通り学んだら、次は “話せる英語” に変えていくステップに進む段階です。ここでは、基礎のあとに何をすれば効率よく会話力が伸びるかを、順番に解説します。

STEP1:よく使う「型(フレーズパターン)」を覚える

文法は「ルール」で、会話は「型の組み合わせ」です。文法が分かっていても、瞬間的に言葉が出てこない原因は、この「型」を知らないことにあります。

日常会話で特によく使う型の例:

  • I want to 〜(〜したい)
  • I have to 〜(〜しなければならない)
  • Can I 〜 ? / Can you 〜 ?(〜してもいい?/〜してくれる?)
  • I’m going to 〜(〜するつもり/〜する予定)
  • I think 〜(〜と思う)
  • It’s + 形容詞 + to 〜(〜するのは…だ)
  • Let me 〜(〜させて)
  • Do you want to 〜 ?(〜したい?)

こうした「型」を丸ごと覚えてしまうと、言いたいことを入れ替えるだけでどんどん話せるようになります。

STEP2:日常で本当に使う語彙を固める

会話ができないと感じる一番の理由は、「言いたい単語が出てこない」ことです。ただし、日常会話で使われる単語は実はそれほど多くありません。

優先して覚えたいジャンルの例:

  • 人・関係:friend, family, coworker, neighbor など
  • 基本動詞:get, go, take, make, do, have, put, come など
  • 日常語:home, work, ticket, room, hotel, station など
  • 状態を表す形容詞:busy, tired, hungry, free, good, bad など

単語帳だけで覚えるより、フレーズや例文の中で覚えたほうが定着が早く、会話でもすぐに使えるようになります。

STEP3:日本語→英語の「瞬間英作文」をする

知っている文法や単語を、「実際に口から出せる形」に変える訓練がとても重要です。そのために効果が高いのが、日本語を見てすぐ英語にする「瞬間英作文」です。

例:

  • ちょっと待って → Wait a second.
  • 今向かってる → I’m on my way.
  • 何してるの? → What are you doing?
  • あとで連絡するね → I’ll text you later.

難しい長文ではなく、短くてよく使う文だけで十分です。脳を「英語の語順」に慣らすのが目的です。

STEP4:長く正確にではなく「短く・速く」話す練習をする

多くの学習者は、長くて完璧な英文を作ろうとして、逆に口が止まってしまいます。会話で大事なのは、正確さよりも「短く、わかりやすく、すぐ言える」ことです。

言い換えの例:

  • × I would like to know what time the meeting starts.
    → ○ What time is the meeting?
  • × I am wondering if you can help me.
    → ○ Can you help me?

短くシンプルな英語のほうが、ネイティブにとっても自然で聞き取りやすいことが多いです。

STEP5:通じるための発音の基本だけ押さえる

完璧な発音は不要ですが、「通じる最低限」は押さえておくと会話がかなり楽になります。特に意識したいのは次のような音です。

  • th(think, thank の先頭の音)
  • r / l の違い(right と light)
  • 語尾の子音(t, p, k などを飲み込まない)

発音は一気にやろうとせず、「よく使うフレーズだけでもきれいに言える」ことを目標にすると続けやすいです。

STEP6:毎日少しでもアウトプットする習慣を作る

インプットだけでは、いつまで経っても話せるようにはなりません。小さくてもいいので、毎日「自分から英語を出す時間」を作るのがポイントです。

おすすめのアウトプット方法:

  • 独り言英会話(今していることを英語でつぶやく)
  • 1〜3文だけの英語日記を書く
  • ドラマや映画のセリフをそのまま真似して声に出す
  • ChatGPTに英語で話しかけて会話練習をする

量よりも「毎日続けること」が大事です。1日3分でも、数週間続けると口が慣れてきます。

STEP7:型をつなげて「少し長い会話」を目指す

短い文がスムーズに言えるようになってきたら、次は「型をつなげて、少し長い話」をする練習に進みます。

例:

  • I think it’s good, but I want to try another one. What do you think?
    いいと思うけど、別のも試してみたいな。君はどう思う?
  • I’m a bit busy today, so I’ll call you tonight if I have time.
    今日はちょっと忙しいから、時間があったら夜に電話するね。

難しい単語は必要ありません。中学レベルの単語と文法を組み合わせるだけで、十分「ちゃんとした会話」になります。

まとめ:基礎の後は「型 × 語彙 × 瞬間アウトプット」が鍵

英語の基礎が終わったら、次にやるべきことは次のとおりです。

  • よく使うフレーズの「型」を覚える
  • 日常で本当に使う単語を固める
  • 日本語→英語の瞬間英作文で、脳を英語モードにする
  • 長く正確より「短く速く」話す意識を持つ
  • 発音の基本だけは押さえておく
  • 毎日少しでもアウトプットする習慣をつくる
  • 型をつなげて、少しずつ長い話に挑戦する

このステップに沿って学習を進めていけば、文法知識を「使える英語」に変えて、実際に会話ができるレベルへ自然とステップアップしていけます。