英語の have を完全解説|基本イメージから使い方までぜんぶ分かる!

have とは(基本イメージ)

have は英語でとても出番が多い動詞で、中心のイメージは 「持っている/自分の側にある」 です。
そこから意味が広がって、所有・関係・経験・行動・義務・完了など、いろいろな形で使われます。


1. 一般動詞 have の主な意味(コアイメージからの広がり)

1) 所有・持つ

いちばん基本の用法です。

  • I have a car.
    私は車を持っている。
  • She has a new phone.
    彼女は新しいスマホを持っている。

ポイント

  • 主語が He/She/It のとき has に変化する。

2) 身につける・特徴を持つ

「持つ」=身体的特徴や性質を“備えている”。

  • He has blue eyes.
    彼は青い目をしている。
  • This house has a big garden.
    この家には大きな庭がある。

3) 関係・所属がある

家族・友達など“関係を持っている”。

  • I have a brother.
    私には兄弟がいる。
  • She has many friends.
    彼女は友達がたくさんいる。

4) 体験・経験・出来事がある

自分に起きる出来事や経験を「持つ」。

  • I had a great time.
    楽しい時間を過ごした。
  • We had a meeting yesterday.
    昨日会議があった。
  • He had an accident.
    彼は事故にあった。

5) 食べる/飲む(会話で超よく使う)

「食事・飲み物を持つ」→「食べる・飲む」の意味へ。

  • Let’s have lunch.
    昼ごはん食べよう。
  • I’ll have coffee.
    コーヒーにするよ。

6) 病気・感情・状態を持つ

状態を“抱えている”イメージ。

  • I have a cold.
    風邪をひいている。
  • She has a headache.
    彼女は頭痛がする。
  • He had a bad feeling.
    彼は嫌な予感がした。

7) 行う/経験する(have + 名詞)

have は「行動名詞」とセットで「〜する」になることが多いです。

  • have a look(見る)
  • have a rest(休む)
  • have a try(試す)
  • have a walk(散歩する)
  • have a chat(おしゃべりする)

  • Let’s have a look.
    ちょっと見てみよう。
  • I’ll have a rest.
    休むね。

2. have の文法(形の変化・否定・疑問)

1) 主語で変わる

  • I / you / we / they have
  • he / she / it has

  • I have time.
  • He has time.

2) 過去形・過去分詞

  • 過去形:had
  • 過去分詞:had

  • I had a car.(昔は持ってた)
  • I have had this car for years.(何年も持ってる)

3) 否定文(一般動詞のルール)

  • I don’t have time.
  • He doesn’t have time.
  • I didn’t have time.

4) 疑問文(一般動詞のルール)

  • Do you have a pen?
  • Does she have a car?
  • Did you have breakfast?

3. have to(準助動詞)=義務

have は本来一般動詞ですが、have to になると「〜しなければならない」という義務を表す 準助動詞 的な働きになります。

  • I have to work today.
    今日は働かなければならない。
  • He has to go now.
    彼はもう行かなければならない。

否定と疑問

  • I don’t have to go.
    行かなくてもいい(義務がない)。
  • Do you have to wake up early?
    早起きしなきゃいけないの?

重要ポイント

  • must not は「〜してはいけない(禁止)」
  • don’t have to は「〜する必要がない(義務なし)」
    意味が別物。

4. have + 過去分詞(現在完了・過去完了)

have は完了形を作るときに使われます。
これは助動詞ではなく 完了形の文法パーツ です。

1) 現在完了(have/has + 過去分詞)

「経験・完了・継続」

  • I have been to Bali.
    私はバリに行ったことがある。(経験)
  • She has finished her work.
    彼女は仕事を終えた。(完了)
  • We have lived here for 5 years.
    私たちは5年間ここに住んでいる。(継続)

2) 過去完了(had + 過去分詞)

「過去のある時点より前に完了」

  • I had already eaten when he came.
    彼が来たとき、私はすでに食べ終えていた。

5. have got(口語の所有)

have got は会話でよく使う「持っている」。

  • I’ve got a car.
    車を持ってるよ。
  • Have you got time?
    時間ある?

注意

  • 意味はほぼ have と同じ。
  • 文法的には「have + got」の形なので、完了っぽく見えるけど 所有の口語表現

6. 使役 have(have + 人 + 動詞の原形)

「人に〜してもらう/させる」
make より やわらかく依頼っぽいニュアンス

  • I had him fix my bike.
    彼に自転車を直してもらった。
  • She had her hair cut.
    彼女は髪を切ってもらった。

have + 目的語 + 過去分詞(依頼・被害)

「〜してもらう/〜される」

  • I had my phone repaired.
    スマホを修理してもらった。
  • He had his wallet stolen.
    彼は財布を盗まれた。(被害)

7. よく使う have の定番フレーズ

  • have a good time(楽しく過ごす)
  • have fun(楽しむ)
  • have a question(質問がある)
  • have a chance(チャンスがある)
  • have trouble (ing)(〜するのに苦労する)
  • have no idea(全然わからない)
  • have to do with(〜と関係がある)

8. よくある間違い

1) have の三単現

  • He have a car.(誤)
  • He has a car.(正)

2) have to の否定の意味

  • You must not go.
    行ってはいけない(禁止)
  • You don’t have to go.
    行かなくていい(義務なし)

3) 完了形の過去分詞を間違える

  • I have went to Tokyo.(誤)
  • I have gone to Tokyo.(正)

まとめ

  • have の中心は「持つ/自分の側にある」
  • 所有・関係・経験・食事・状態などに広く使う
  • have to は義務を表す準助動詞
  • have + 過去分詞で完了形を作る
  • have got は口語の所有
  • have を使った使役・依頼・被害表現も重要