助動詞と動詞の違い
1. 役割が違う
● 動詞(main verb)= 文の中心となる「動作・状態」を表す語
例:
- eat(食べる)
- go(行く)
- have(持つ)
- be(〜である/いる)
意味の中心そのものを作る“主役” の単語
● 助動詞(modal verb)= 動詞を補助して、意味を「変える・加える」語
例:
- can(〜できる)
- will(〜するつもり)
- must(〜しなければならない)
動詞に“ニュアンス”を足して、意味を調整する補助役
2. 単独で使えるかどうか
動詞 → 単独で文を作れる
例:
- I run.
- She eats.
助動詞 → 単独で文を作れない(必ず動詞の原形が必要)
例:
❌ I can.(不完全 → 何ができるの?)
✔ I can swim.
助動詞の後は 100% 動詞の原形
3. 助動詞は形が変化しない
動詞 → 主語や時制で変化する
- eat → eats
- go → goes
- run → ran
助動詞 → どんな主語でも同じ形
I can
He can
They can
She will
I will
You must
He must
助動詞は主語に影響されない
4. 助動詞が表すのは「話し手の気持ち・判断」
助動詞が表すもの例:
- 可能(can)
- 意志(will)
- 義務(must)
- 推量・確信(may / might / must)
- 丁寧さ(would / could)
「文の意味の角度」を変える役割
動詞=何が起きるか
助動詞=その出来事への気持ち
5. 文の位置の違い:助動詞は“先頭寄り”、動詞は後ろ
文の基本構造:
主語 + 助動詞 + 動詞の原形 + (その他)
例:
- I will go.
- She can speak English.
- You must study.
助動詞は V(動詞)の前に必ず置く
→ “助けている” 位置にいる。
6. 意味の違いを見れば一目でわかる
動詞=「何をしたのか」
- go = 行く
- make = 作る
- know = 知る
- see = 見る
助動詞=「その動作のニュアンス」
- will go(行くつもり)
- must go(行かなきゃいけない)
- can go(行ける)
- might go(行くかもしれない)
結論
助動詞の特徴がわかる例文まとめ
I can speak English. (可能)
I will go tomorrow. (意志・未来)
I must finish this today. (義務)
I should rest. (助言)
It might be true. (推量)
May I sit here? (許可)
| 項目 | 動詞 | 助動詞 |
|---|---|---|
| 意味 | 動作・状態 | ニュアンスを加える |
| 単独使用 | できる | できない(動詞が必要) |
| 形の変化 | 主語で変わる | 変わらない |
| 位置 | 助動詞の後 | 主語の後 |
| 役割 | 文の主役 | 動詞のサポート |



