英語の前置詞「of」の意味と使い方を完全解説|コアイメージから例文まで

of のコアイメージ

of の中心にあるイメージは 「中心とつながる」 です。

そこから派生して

  • 所属
  • 部分
  • 性質
  • 原因
  • 材料
  • 数量
    など、多くの意味を持つようになります。

日本語にすると一番近いのは「〜の」ですが、実際はもっと細かいニュアンスを持ちます。


1. 所属・所有の of(〜の)

いちばん代表的な意味。
「A of B」で「Bに属するA」という構造を表す。

  • the capital of Japan
    日本の首都
  • the name of the company
    会社の名前
  • a friend of mine
    私の友達(私の一人の友達)

ポイント

  • 所有を表すとき、人 → ’s / 物 → of になることが多い
    (例) Ken’s bag / the bag of the car

2. 部分・全体を表す of

「何かの一部」という意味。

  • a piece of cake
    ケーキの一切れ
  • a cup of coffee
    1杯のコーヒー
  • the top of the mountain
    山の頂上

3. 原因やきっかけの of(〜による)

これもよく使われる。

  • die of cancer
    癌で亡くなる
  • tired of waiting
    待つことに疲れる
  • scared of spiders
    クモが怖い

ポイント
感情・状態に関連する「原因」でよく使う。


4. 性質・特徴を表す of

「〜という性質を持つ」
「〜という特徴を持つ」

  • a man of courage
    勇気のある男
  • a woman of talent
    才能のある女性
  • a story of hope
    希望の物語

5. 材料・成分の of

「〜で作られた」「〜からできている」

  • a ring of gold
    金の指輪
  • a box of wood
    木製の箱
  • a bottle of water
    水のボトル(水が入った瓶)

6. 数量の of

数量を表す語の後ろに置く。

  • a lot of people
    たくさんの人
  • tons of food
    大量の食べ物
  • a number of problems
    いくつかの問題

7. 説明・同格の of(〜という)

A of B=「BというA」
説明・言い換えとしての of。

  • the city of Kyoto
    京都という都市
  • the problem of overwork
    過労という問題
  • the idea of traveling
    旅行という考え

8. 動詞の後ろにくる of

動詞によって、of が固定でつくものもある(熟語)。

  • think of(〜について考える)
  • hear of(〜のことを聞く)
  • talk of(〜について話す)

9. 時間・距離の of

抽象的な数量に使われることもある。

  • a long time of waiting
    長い待ち時間
  • within a distance of 5km
    5kmの距離内で

10. よくある誤解・注意点

① “of” を「全部=の」と覚えると誤解しやすい

文脈によって意味が変わるので、
**コアは「中心とつながる」**と理解するほうが自然になる。

② 所有の「〜の」は必ずしも of ではない

人の所有 → ’s

  • Ken’s car(ケンの車)

物の所属 → of

  • the roof of the house(家の屋根)

③ a friend of mine の構造が特殊

「私の友達の中の1人」という意味。
所有格 + of + 所有代名詞(mine/yours/hers など)


まとめ

用法意味
所属the capital of Japan日本の〜
部分a piece of cake〜の一部
原因tired of waiting〜によって
性質a man of talent〜という性質
材料a ring of gold〜でできた
数量a lot of people〜の量
説明the city of Kyoto〜という
熟語think of決まったセット