基本の意味
over there = 向こうに/あそこに/あちらに
つまり、
「ここ(here)」や「そこ(there)」よりも少し離れた場所を指します。
位置イメージ
| 表現 | 意味 | 距離感 |
|---|---|---|
| here | ここに | 自分のすぐ近く |
| there | そこに | 少し離れたところ |
| over there | 向こうに/あそこに | もっと離れたところ(視界の先) |
文法的な構造
「over there」は副詞句(adverbial phrase)です。
つまり、動詞を修飾して「どこで・どこに」を表す働きをします。
例:
He is over there.
(彼はあそこにいる。)
Put your bag over there.
(バッグをあっちに置いて。)
会話での使い方
① 人や物の位置を示すとき
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| The bathroom is over there. | トイレはあちらです。 |
| Your seat is over there. | あなたの席はあちらです。 |
| Look, the shop is over there! | ほら、あのお店だよ! |
ポイント:
指さしながら使うことが多く、「視覚的に見える距離」を表すときに使います。
② 人を紹介するとき
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| That’s my friend over there. | あそこにいるのが私の友達です。 |
| The manager is over there. | 支配人は向こうにいます。 |
相手が見える範囲にいるときに使います。
→ “over there” で「今、あっちにいる人」を指すニュアンス。
③ 動きを表す動詞と一緒に使う
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| Let’s go over there. | あっちへ行こう。 |
| Come over here, not over there! | こっちに来て、あっちじゃなくて! |
“go / come / move / walk / put” など、
動作+方向を示すときに “over there” はよく使われます。
「there」と「over there」の違い
| 比較 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| there | そこに(相手の近くなど) | 客観的に場所を言う |
| over there | あちらに/向こうに | 話し手から見て少し遠くを指す(指さしイメージ) |
例:
- There’s a chair there.(そこに椅子があります)
- There’s a chair over there.(あっちの方に椅子があります)
→ “over there” の方が距離感を感じる表現。
関連表現
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| right there | まさにそこ |
| right over there | まさにあっちの方 |
| over here | こっちに(⇔over there) |
| around there | その辺に |
| down there | 下の方に/あっちの下に |
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 意味 | 向こうに/あそこに/あちらに |
| 品詞 | 副詞句(動詞を修飾) |
| 使い方 | 人・物・場所を指すときに使用 |
| ニュアンス | 「here」「there」よりも遠い場所を指す |
| 例文 | He is over there.(彼は向こうにいる) |
覚え方のコツ:
“there” は「そこ」、
“over there” は「(視界の)あっち」。
「指させる距離」= “over there”!



