ever のコアイメージ
ever は
「いつの時点でも」
= これまで・今・これから すべての時間
を含む広い時間のイメージを持った単語です。
文脈によって
- これまでに
- 今までで
- 一度でも
- どんなときでも
- いつになっても
などに変化します。
1. 質問文の ever(これまでに・今までで)
最もよく使われる使い方。
経験を尋ねるときの Have you ever ~? は超基本。
例
- Have you ever been to India?
今までインドに行ったことある? - Have you ever tried sushi?
寿司食べたことある?
ポイント
「人生で一度でも?」のニュアンスがある。
2. 強調の ever(今までで一番・史上)
比較級・最上級と相性バツグン。
例
- This is the best movie I’ve ever seen.
今まで見た中で一番いい映画 - It’s the worst day I’ve ever had.
今までで最悪の日
ポイント
「過去のすべての時間の中で」という強い範囲を表す。
3. 否定語と一緒の ever(決して〜しない)
never, hardly, barely などと一緒に使うと「絶対に〜しない」の強調になる。
例
- No one ever listens to me.
誰も私の話を聞いてくれない - I hardly ever drink.
ほとんど飲まない
ポイント
否定を強める働き。
4. if と一緒の ever(もし〜したら/いつか)
if + ever の形で
「もし〜することがあるなら」「万が一でも」という柔らかい意味。
例
- If you ever need help, call me.
もし助けが必要なら(いつでも)連絡して - If you ever come to Japan, visit Akita.
日本に来ることがあったら秋田に来てね
ポイント
相手への優しい表現として使われる。
5. 疑問文の強調(いったい)
wh 疑問文 + ever
で「いったい〜?」という強い疑問になる。
例
- What ever are you doing?
いったい何してるの? - Why ever did you do that?
なんでそんなことしたの?
ポイント
怒り・驚き・呆れなど感情がこもりやすい。
6. always の強調(どんなときでも)
ever は「どんな時でも」「常に」という意味にもなる。
例
- He is ever polite.
彼はいつも礼儀正しい(文語的) - She’s ever supportive.
彼女はいつも支えてくれる(文学的・詩的)
※日常会話ではあまり使わない
(always を使うほうが自然)
7. ever の決まり文句・慣用表現
ever は日常のフレーズにたくさん登場する。
- for ever(永遠に)
- ever since(〜以来ずっと)
- hardly ever(ほとんど〜しない)
- ever again(もう二度と)
- more than ever(これまで以上に)
- better than ever(今までで一番良い)
8. never と ever の違い
| 単語 | 意味 |
|---|---|
| ever | いつの時点でも(肯定・疑問・強調) |
| never | 一度も〜ない(完全否定) |
例
- Have you ever been there?
行ったことある?(経験の確認) - I have never been there.
行ったことは一度もない(完全否定)
9. まとめ
ever の意味は文脈で変わるが、大きくまとめると以下:
- これまでに(経験)
- 今までで(強調)
- 常に(詩的)
- 万が一(if ever)
- 一体(wh + ever)
そして
never = not + ever(完全否定)
このセットで覚えると理解しやすくなる。



